2025年4月
時空を超えてー春男の雑記ー93 みるべき程の事はみつ
2025年4月26日
◆作九日、京都大原の寂光院が焼失した。日本経済新聞の春秋より抜粋して見ると「ほととぎす、治承寿永のおん国母、三十にして経よます寺」。与謝野晶子が歌った寂光院の本堂が放火で焼けた。ご本尊と共に建札門院と阿波の内侍の坐像も損 […]
認知症カフェでお話しました
2025年4月19日
品川区の荏原図書館の認知症カフェ「えばらなごみカフェ」で講師としてお話しました。 品川区の認知症カフェとは次のようなところです。 「品川区では、認知症になっても安心して暮らし続けられるまちを目指し、認知症の人やその家族( […]
時空を超えてー春男の雑記ー92 犬も歩けば
2025年4月12日
◆「吾が泣くを乙女ら聞かば山犬の月にほゆるに似たると言ふらん」石川啄木の歌である。家の裏の方で、時々ウォーウォーというかなり大きな犬の遠吠えが聞こえる。聞いて見ると、犬の訓練士の養成学校ができているのだ。近頃犬を飼う人が […]
時空を超えてー春男の雑記ー91 高野聖
2025年4月4日
◆若い高野聖の僧の私は、一夜の宿を借りた山奥の弧家を、若い女主人に見送られて朝早く旅立ったのであるが、昨日一日の何か不可解な出来事と、美しい女主人の情のある熱心な引止めの言葉を思い出すと、足が前に進まなかった。正午近くに […]