時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー96 セリ市の中から新着!!
2025年5月17日
◆戦後の仲介業者は、仕入れの大半を市場に依ってなされていた。吾々駆け出し店員の仕事は毎日の様に市場に出かける事である。坂磯商店の売り手の間崎徳助さんは、今でも良い印象が残っている人である。一寸兎の様な親しみ深い人で随分お […]
時空を超えてー春男の雑記ー95 どうする どうなる
2025年5月10日
◆六月下旬に出た文藝春秋に、米マサチューセッツ工科大学の研究グループが今後十五年間に起きるであろう日本の改悪、海外派遣、また中国に於ける分裂、IT(情報処理)、バブル崩壊等について仮説のシュミレーションを基に色々論じてい […]
時空を超えてー春男の雑記ー94 宋襄の仁
2025年5月2日
◆春秋時代、宋の襄公は楚との戦いで、宋の公子目夷が、楚の大軍が河を渡ろうとしている今、之を討ち取るべきだと主張するのを許さない。襄公は「君子は人の困っている時は苦しめてはならない」と、河を軍勢が半分渡った時に之を討てば容 […]
時空を超えてー春男の雑記ー93 みるべき程の事はみつ
2025年4月26日
◆作九日、京都大原の寂光院が焼失した。日本経済新聞の春秋より抜粋して見ると「ほととぎす、治承寿永のおん国母、三十にして経よます寺」。与謝野晶子が歌った寂光院の本堂が放火で焼けた。ご本尊と共に建札門院と阿波の内侍の坐像も損 […]
時空を超えてー春男の雑記ー92 犬も歩けば
2025年4月12日
◆「吾が泣くを乙女ら聞かば山犬の月にほゆるに似たると言ふらん」石川啄木の歌である。家の裏の方で、時々ウォーウォーというかなり大きな犬の遠吠えが聞こえる。聞いて見ると、犬の訓練士の養成学校ができているのだ。近頃犬を飼う人が […]