時空を超えて

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時空を超えてー春男の雑記ー103 秋探し新着!!

◆神無月降りみ降らずみ 定めなき時雨ぞ冬の 初めなりける〔古今集詠み人知らず〕なんと昨今の天気そのままの歌なので感心する。秋から冬の初めにかけてサーッと俄かにやって来る時雨の一雨一雨に秋は深まり、初冬に移って行くのは昔も […]

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時空を超えてー春男の雑記ー102 ものづくりの話(下)

◆ある書店の二階の文庫本の売り場で小泉八雲の「怪談」が欲しいと言ったら、そんな人知りませんなあと言うのである。明治時代、イギリスより来日した小説家であり、文芸評論家であり、東大早稲田で英文学の教授までしたかなり有名な人な […]

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時空を超えてー春男の雑記−101 難儀なこと

◆今年の夏は随分暑かった。暦では夏至が六月二十二日で、この日が一年中で一番日照時間が長いのだから、理屈で言えば一番暑い筈なんだが、夏至から六十日も経っている今日、当然日照時間も短くなっているのに、この暑さはどうなっている […]

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時空を超えてー春男の雑記ー100 ものづくりの話(上)

◆昔、横堀の大政名木の倉庫に、床材加工の職人の佐治やんの仕事場があった。ある時、入って行くとケヤキの玉杢の書院を削っていた。「あんなア、玉杢を一ヶ埋木してるんやが探してみ」ときた。ところがそれが分からないのだ。「分からん […]

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時空を超えてー春男の雑記ー99 暑い夏

◆夏真っ盛りの午後、商店街で果物屋をしている友達に電話をした。「どう売れている?」と聞くと「これだけ暑いと人は外へ出ない様になる。だからうち等の商売はダメ」と言う。良く分かった話である。 ◆プラハの方へ行っていた孫が帰っ […]

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