時空を超えて

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時空を超えて−春男の雑記−83 あなた、明日が見えますか新着!!

◆檻に入れられた犬の表情を見ていたら誰でも胸を打たれる。空な眼差、肩を落として鳴く気力もなく、前足を揃えて一点を見ている・・・。これは時々新聞に出ている後一週間位で飼い主が出て来なかったら薬殺される犬の写真である。その犬 […]

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時空を超えて−春男の雑記−82 おもしろうてやがて悲しき

◆「おもしろうてやがて悲しき祭かな」美空ひばりのお祭りマンボではないが、家を焼かれたおじさんと、へそくり取られたおばさん夫々が秋の色濃く陽の落ちるのが早くなれば、結末を迫られるのである。お祭りを上手く踊りぬけた人、火傷を […]

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時空を超えてー春男の雑記ー81 筒男の神

◆私の大きな菊の花が見頃となると愈々秋も酣である。大阪木材商伊勢講の代参は丁度この頃に行なわれる。一応昔のままに総てが取り行なわれる。一反風呂敷の様な大きい講旗を目印にして、遅れない様に百人乍りの参加者がぞろぞろと内宮さ […]

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時空を超えて−春男の雑記−81 伊勢戸佐一郎君を悼む

◆大分前の事であるがNHK朝ドラを見ていると、アレアレ、伊勢戸佐一郎考証とテロップが出てきた。これはこれはと早速電話を入れた。「なに?あれ」「まあな、いろいろあって・・・」と言う様な余り要領を得ない返事だったが、そのドラ […]

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時空を超えてー春男の雑記ー80 説教節・信徳丸

◆八尾高安の信吉長者が観音に祈り、京都の清水寺の音羽の滝に打たれて男の子を授かった。仏の加護に依るものとして、名も信徳丸と名付けて慈しんだ。 ◆九つともなれば、学問所信貴山の朝護孫女寺で学ぶ事となった。高安の長者の邸は山 […]

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