時空を超えて

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉙三月もたてば霙(みぞれ)が降る

◆冷夏だ冷夏だと騒いでおきながら、盆が過ぎた8月下旬の暑さはどうなっているんだと言いたい。気象台は”23日の処暑、9月7日の白露、そして23日の秋分と徐々に涼しくなります”と言う。成程、気象台と君子はどう豹変しても良い様 […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉘ひぐらし

◆ここ高野山の一の橋から奥の院への参道は、四時を過ぎるとカナカナと蜩(ひぐらし)が鳴く。高い杉木立の下の石畳の路は、この八月の初旬、大阪では考えられない涼しい風が吹く。 ◆お寺も大変である。これが売り物であろう白いペンキ […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉗吾々のビッグバン

◆K氏は、会話の楽しい私のお友達の一人である。紙面を借りて受け売りを一つ。 ◆「A銀行の支店長は、楽しい人で発想が素晴らしい。来年のビッグバンの終りは、ご多分に漏れず業界の集約になるだろう。生き残る業者は、武富士が金融界 […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉖糸とんぼ

◆今NHKで放映中のドラマ「大往生」の中で平成の貝原益軒先生こと、作者の永六輔さんは、老人はこけない、風邪をひかない、食べ過ぎないを守ると少なくとも十年は長生きできると云っているが、なんとも有難いことである。私などは先生 […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉕てつかぶと

◆晴れ上がった初夏の空を眺めながら、ポーランドのコルベ神父は、かつて何年か過ごした日本の長崎を思い出していた。小高い山の中腹にあった浦上の天主堂の鐘の音、それは布教用冊子の印刷、発送の仕事に明け暮れるおだやかな、今思えば […]

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