時空を超えて
時空を越えてー春男の雑記ー63 徒然草(一)酒談義
2024年10月13日
◆一月も下旬になってくると余程の要心をして、暴飲暴食を慎んでいるのだが、毎年の事ながら調子が崩れる様である。どうも昔から飲み助は皆そうらしい。今から約六百年前に兼好法師によって書かれた酒飲み談義に克明に書かれている。 ◆ […]
時空を超えてー春男の雑記ー62 役者はどっちが上
2024年10月12日
◆随分以前に洋画の”知りすぎていた男”で主演のドリスデーがシャンソンの”ケセラケサ”を歌っていた。「ケセラセラなる様になるわ あとの事など分からない 分からない」・・・これは一世を風靡した。世界中が当時はケセラセラがピッ […]
時空を超えてー春男の雑記ー61 正月
2024年10月6日
◆大正十五年歳次丙寅、永井荷風の”断腸亭日乗”より昔の正月を読んでみた。その梗概は・・・。『正月元旦。昼食の後、タクシーで雑司ヶ谷墓地へ父親の墓参りに行った。墓前の蠟梅は去年より多く花をつけている。帰りに池袋の駅の方へ廻 […]
時空を超えてー春男の雑記ー60 手形手形で今年も暮れて
2024年10月5日
◆後一週間でお金のある人にも無い人にも、同じ様にお正月がくる。正月には、公営賭博のボート、競輪、お馬ちゃんがひまあり、少し位のお小遣いのある人をねらって一斉に開かれる。テレビなんかで盛んに宣伝し煽っている。パチンコもそう […]
時空を越えて-春男の雑記-59 鳴く鹿の声きく時ぞ
2024年9月29日
◆“奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき”百人一首のこの歌は正に平安時代の世界である。この頃は奈良の春日に、或いは安芸の宮島に神鹿・・・・神の使いとしての鹿の生活は保障されていた様である。晩秋の一日、紅葉そし […]