利休

時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー77 骨のうた

◆一文無しで女房に放り出された男が死神に出合う。「お前なんぞ未だ死なないよ。俺が金儲けの方法を教えてやろう。医者になりな。病人の家に行くだろう、死神がいるよ。足元におれば追い払えるよ。それで病気は治るんだ。だけど枕元にい […]

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時空を超えて
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㊱武蔵鐙

◆秀吉の小田原攻めの陣中、利休は夜遅く、部屋で独り、竹の花入に手を入れていた。長さ一尺、太さ三寸程、二つ節のほん手頃なものである。然し利休の思いは先日、秀吉の手で惨殺された愛弟子・山上宗二瓢庵の事にいってしまう。 ◆宗二 […]

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