曽良
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㊳袂から春は出たり松葉銭
2024年7月14日
◆とし立ちかえり、それは新しい年を迎え、遠山にはかすみがたなびき、谷川の水もぬるむ穏やかな春景色と言いたい処であるが、四方八方、白一色の銀世界の雪国では、春を迎えて肌を刺す様な寒気、そして好文木(梅の花)もなく、歌を詠む […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑪諏訪の神
2024年4月13日
◆大和朝廷との闘いに破れた建御名方の神(大国主命の子供)は遠く信濃の国諏訪へと落ち延びて行ったのである。そこで自然との厳しい斗いの中で地方の豪族としての地歩を固めていく。この諏訪の地は、神懸り的な伝承と、人間臭さとの世界 […]