日本承継寄付協会のイベントに参加しました
日本承継寄付協会のイベントに参加しました。
承継寄付診断士という同じ資格を持った考えの近い人とグループワークなどを通じて意見交換をしました。とても有意義な時間でした。
遺贈寄付に関わって特に最近感じるのは
・若い頃から遺贈寄付という概念を知って欲しい。身寄りのない高齢者が遺贈寄付を悪用したような団体に全財産寄付するようなことは防ぎたい。利益相反問題も気になっています。
・おひとり様の遺言執行者をどうするか。亡くなったことをどう知るのか。(法務局の保管制度だと死亡通知を利用できます。)
遺言執行者には銀行や法人事務所は将来、高額な報酬も見込めることもあり遺言書に記載したがりますが、私は特に年齢の近い人の遺言執行者は責任を果たせるか心配であまり積極的にはなりたいと思っていないです。
おひとり様、おふたり様の遺言書作成における遺言執行者は細々と事務所運営している者には難しい課題に感じています。(予備的遺言執行者の記載などの方法もありますが。)
交流会では色々な方々とお話させて頂きました。
例えば「ウォーターエイドジャパン」といった水とトイレの整備に特化した団体さんなどもあるようです。

遺贈寄付をする内容の遺言書を作成したら最大10万円が助成されるフリーウィズルキャンペーンも始まっています。
弊事務所には日本承継寄付協会が発行している冊子「えんギフト」もあります。お気軽にお問い合わせ下さい。