空き家の所有者の調べ方~登記情報提供サービス~

増えている空き家は政府も取り組む問題です。
令和5年12月には「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」が施行されました。
詳しくは以下のリンク先をみて下さい。

国土交通省|住宅:空き家対策 特設サイト (mlit.go.jp)

ところで空き家が誰の所有であるかを調べるにはどうすればよいのでしょうか?
こちらはパソコンで調べることが可能です。

法務局に行き、登記簿謄本を取得することもできますが、閲覧だけならインターネットですることができます。
登記情報提供サービス (touki.or.jp)

不動産の情報を調べたい時は「不動産請求」画面にいきます。
住所を順番に入力していけば良いのですが、「地番・家屋情報」で何を入力すればよいのか分からなくなります。
地番と住所は違います。地番とは「土地の場所や権利の範囲を示す登記上の番号」です。
地番を画面から調べることができます。

右下の「地番検索サービス」をクリックすると下のような画面になります。

ここで地番が調べることができます。

あとはどういう情報を調べたいか入力して、クレジットカード情報を入力したら完了です。
情報はPDFになっています。印刷できます。
所有者、抵当権等の情報がわかります。

固定資産の登記の方も相続をしたら3年以内には登記しないといけない(過去に相続した分も含まれます)というルールに4月からなります。例えばこのように調べてまだ亡くなった人が所有者になっていたら正しい所有者に登記する必要がでてくるわけです。

行政書士は登記のお仕事自体はできず、提携している司法書士にお任せしますが、登記以前に必要な作業についてはサポートすることができます。
何かありましたらかむろ坂行政書士事務所にお気軽にお問合せ下さい。