もしバナゲーム

「もしバナゲーム」ってご存知ですか?

こちらは余命わずかの想定で、自分の価値観を考え皆で話し合うために医師達によって作られた、カードゲームです。
実際にゲームをしたらどのような感じか知りたく、使ってみました。2人の方に協力して頂き、3人でゲームをしてみました。

配られたカードの中から自分が大切に思う価値観を手元に残していきます。とても迷います。

どうしてカードを捨てたり残したりしたいかを話したくなります。話している過程で自分が大切にしている価値観や頼っている人が分かるようになりました。

最終的に特に大切な3枚のカードが残りました。

この日の私は亡くなる前は体が楽でありたい、気持ちを穏やかにしてくれる看護師さんを特に必要に思っているということに気付かされました。もし家族とこのゲームをしたら家族の終末期医療等についての価値観への理解が深まる感じもしました。

考える内容が深刻なので場が暗くならないか心配していたのですが、暗くはならず、明るく盛り上がり普段話さないような深い話ができました。参加者からは「最初は難しく感じたけれど、楽しくてリフレッシュになった。」といった感想も頂きました。

私は勉強会でエンディングノート等についてお話をします。もしバナゲームを取り入れ、参加者が話を聞くだけでなく、参加できる勉強会なんかもできたらいいなぁと考えています。
私が主催する勉強会を今後、月に1回ぐらいはできたらいいと考えているのですが、もし何かの集まりでお話をする人が必要でしたらお気軽にお声かけ下さい。