時空を超えて

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時空を超えてー春男の雑記ー 78 壷中の天(こちゅうのてん)新着!!

◆地下鉄の中吊り、あれは楽しいもので、週間誌の題目を順に読んでいたら、それだけで買わなくても済む。あの集約されたアッピール度の強烈な題目に勝る様な記事には先ずお目にかからない、閑話休題。 ◆最近かかっていたのにミホ・ミュ […]

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時空を超えてー春男の雑記ー77 骨のうた

◆一文無しで女房に放り出された男が死神に出合う。「お前なんぞ未だ死なないよ。俺が金儲けの方法を教えてやろう。医者になりな。病人の家に行くだろう、死神がいるよ。足元におれば追い払えるよ。それで病気は治るんだ。だけど枕元にい […]

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時空を超えてー春男の雑記ー76  舞台の上で

◆大正三年創立の宝塚歌劇団は八十五周年を迎えてラジオの深夜番組で特集を組んでいた。どんな名器で演奏しても人間の歌声に及ばないと言うので、劇団歌の「すみれの花咲く頃」より順次その時々のトップスターの歌う若々しい歌声に私は聞 […]

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時空を超えてー春男の雑記ー75 旅館「俵屋」

◆二、三日前の新聞に「京都俵屋等76件登録文化財に答申」と出ていた。登録文化財とは歴史的な景観をつくり出している近代の建造物等を保護する制度となっている。大したものだ。 ◆作家の村松友視が「俵屋の不思議」と言う本を出して […]

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時空を超えてー春男の雑記ー74 七不思議

◆氷が一面にはりつめた田んぼには、足が凍りついてどうにも動きのとれない鴨がなんぼでもいるではないか、男は片っぱしから鎌でざくざく鴨の足を刈り出した。そして首を帯へはさんでいった。処が突然鴨がバタバタと一斉に羽ばたき出した […]

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