時空を超えて

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時空を超えてー春男の雑記ー97 ほしがりません 勝つまでは新着!!

◆「父さん疲れた 母さん弱った 兄さん痩せた 姉さん冷えた」之は養命酒の新聞広告のキャッチフレーズだ。成る程と感心した。一般庶民の生活の疲れをこんなに上手に言い表した文言は余り無い。養命酒は薬用酒の宣伝に、こんな人は飲ん […]

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時空を超えてー春男の雑記ー96 セリ市の中から

◆戦後の仲介業者は、仕入れの大半を市場に依ってなされていた。吾々駆け出し店員の仕事は毎日の様に市場に出かける事である。坂磯商店の売り手の間崎徳助さんは、今でも良い印象が残っている人である。一寸兎の様な親しみ深い人で随分お […]

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時空を超えてー春男の雑記ー95 どうする どうなる

◆六月下旬に出た文藝春秋に、米マサチューセッツ工科大学の研究グループが今後十五年間に起きるであろう日本の改悪、海外派遣、また中国に於ける分裂、IT(情報処理)、バブル崩壊等について仮説のシュミレーションを基に色々論じてい […]

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時空を超えてー春男の雑記ー94 宋襄の仁

◆春秋時代、宋の襄公は楚との戦いで、宋の公子目夷が、楚の大軍が河を渡ろうとしている今、之を討ち取るべきだと主張するのを許さない。襄公は「君子は人の困っている時は苦しめてはならない」と、河を軍勢が半分渡った時に之を討てば容 […]

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時空を超えてー春男の雑記ー93 みるべき程の事はみつ

◆作九日、京都大原の寂光院が焼失した。日本経済新聞の春秋より抜粋して見ると「ほととぎす、治承寿永のおん国母、三十にして経よます寺」。与謝野晶子が歌った寂光院の本堂が放火で焼けた。ご本尊と共に建札門院と阿波の内侍の坐像も損 […]

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