時空を超えて

時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー113 四天王寺の七不思議

◆千四百年も前に出来て未だにその伝統を伝える四天王寺には、それはそれなりにいろんな言い伝えがある。大衆の寺として市民の中で生きてきた寺、又市民の崇拝を受けてきた寺にはそれなりの伝承があって当然である万治二年と言うから今か […]

続きを読む
時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー112 天守物語

◆”通りゃんせ 通りゃんせ ここは何処の細道じゃ 天神様の細道じゃ 一寸通して下さんせ 御用の無いもの通しゃせぬ”手毬唄を唄う女童の澄んだ声が聞こえてくる。紅の鼓の緒を張り廻した欄干に立ち、或いは座った五人の侍女達が手に […]

続きを読む
時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー111 ″岡田さん″の思い出

◆市電の上本町九丁目の停留所の前に昔はJOBKがあった。そこから省線桃谷駅の方へ下がる道を天神通りと言う。今タクシーに乗って天神通りなんて言っても恐らく知らないと思う。その通りを東へ、つまり警察病院の前という方が分かり易 […]

続きを読む
時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー109 饅頭屋とうなぎ屋

◆私は名うての甘党である。羊羹を食べさせれば之は虎屋のおもかげですな、之は駿河屋のながほりですか、ああ之は井村屋さんねとたちどころに言い当てる。然し、余りいただけないのは、最近滋賀県で猛烈に売り出している店の饅頭である。 […]

続きを読む
時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー108 悲観主義との決別

◆ふと気がつくと、お正月と言うのにどこのビルも余りしめ飾りを付けていないのだ。最近では車にも付けない様だ。以前には自転車でもそれなりの小さいのを付けていた。戦前であれば殆どの店では正月と言えば表に幕を張り、しめ飾りを付け […]

続きを読む