アウシュヴィッツ

時空を超えて
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉕てつかぶと

◆晴れ上がった初夏の空を眺めながら、ポーランドのコルベ神父は、かつて何年か過ごした日本の長崎を思い出していた。小高い山の中腹にあった浦上の天主堂の鐘の音、それは布教用冊子の印刷、発送の仕事に明け暮れるおだやかな、今思えば […]

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