徒然草

時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー65 徒然草(三)金も要らなきゃ名誉も要らぬ

◆どうも何もかもうまく行かないので、兼好は一人吉田山の吾が家への途をとぼとぼ帰ってくる。従六位蔵人では昇殿も出来ない、せめて正五位にと人を介して、種々画策をこうじたが、よもやと思っていた身内に足を引っ張られて失敗したのだ […]

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時空を超えて
時空を超えてー春男の雑記ー64 徒然草(二)友を選ばば

◆妻を娶らば才長けて 見目美しく情けあり 友を選ばば書を読みて 六分の侠気 四分の熱これはよく祝事の席で唄われる人をこふる歌の一節である。日本人独特の男女の最も好しい理想像をえがき出している。 ◆徒然草で兼好は、友達にし […]

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時空を超えて
時空を越えてー春男の雑記ー63 徒然草(一)酒談義

◆一月も下旬になってくると余程の要心をして、暴飲暴食を慎んでいるのだが、毎年の事ながら調子が崩れる様である。どうも昔から飲み助は皆そうらしい。今から約六百年前に兼好法師によって書かれた酒飲み談義に克明に書かれている。 ◆ […]

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