時空を超えて
時空を越えて-春男の雑記-57 おかげまいり
2024年9月22日
◆慶安太平記と云う芝居がある。御存知、由井正雪、槍の丸橋忠彌の反乱事件である。不景気のなか徳川幕府は苦しい財政改革の為、大名家取り潰しをやり続け、巷には浪人が氾濫するという素地の上に、この様な事件が起きたのである。 ◆六 […]
時空を越えてー春男の雑記ー56 わがさだめして 住吉(すみのえ)の
2024年9月21日
◆天平時代に万葉集は作られた。今より千二百年も前の事であるから、学者は勿論素人の私達にも分からない事が一杯ある。 ◆四千五百首の大半は庶民の詠んだ歌だと云うのだが、当時歌なんて学問的な素地が、奈良の都あたりでは兎も角、常 […]
時空を越えて−木々高太郎の雑記–55トイレ・アラカルト
2024年9月15日
◆「センセ わて何ぼ食べてもでまへんねん 目医者にそんなこと言われても」...これは自称歌よみで、目医者、寒川猫持先生の最近作の歌である。自称歌よみの、実にええかげんな歌ではあるが、吾々年配者には何か、身につまされる歌で […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー54 思い煩う事勿れ
2024年9月14日
◆昭和の初め私の通っていた幼稚園は阿弥陀池のお寺の東側にあった。気儘者の私は幼稚園が大嫌いであった。毎朝一騒動あってから、なだめすかされてぼんさんの自転車の前に座布団をひいてもらいその上に乗せられ連れて行かれた。幼稚園へ […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー53 後の始末は誰がする
2024年9月8日
◆昔から法事は年寄仕事と言うが、然し真夏の法事はこたえる。家内と上着を着ていくかどうかで一悶着した後出かける。カンカン照りの道路を見ただけでうんざりする。これで折角の日曜もオジャンである。お供を買うのに手間どりニ十分程遅 […]