時空を超えて

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑳起て老けたる者よ

◆日曜日の朝食が済むと大抵九時である。習慣的にテレビの「題名のない音楽会」を見る。黛さんが亡くなり、今は永六輔さんが司会をしている。この前は追悼番組をやっていた。永さんはその筋(恐い方でなくお寺)の人だけあって中々上手で […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑲サックス吹きは語る

◆吹奏楽器は木管楽器と金管楽器に大別される。クラリネット、オーボエ等の木管楽器は大抵、芦で出来たリードを付けて吹くが、金管楽器になると自分の唇を振動さすことによって音を出す。だから元手要らずで、生まれつき持っている自分の […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑱鐘の音

◆黛敏郎さんが亡くなった。黛さんと云えば誰でも「題名のない音楽会」と云うだろう。音楽の分析の仕方が常人と違うのである。彼の友達連中が大なり小なりステージの上で肴になった様だ。 ◆岩城宏之氏は、そのエッセー集「からむこらむ […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑰おしょうらい

◆「さむさのはても おしょうらい」天王寺さんの四月二十二日に行われる法要を昔からこう言っている。この日がくると寒さも本当に終いになるのだ。信じない人など一人もいない。そこで少し私の知っている事を書いて、皆さんの信心心(こ […]

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時空を超えてー木々高太郎の雑記ー⑯男の最後の止まり木

◆本棚に前からある諸井薫のエッセイがなんとなく気になるので読んでみた。 ◆そこには東京にある大会社待合の交流クラブが書かれている。大阪ならさしづめ堂島にあるSクラブの様なものである。この会員制クラブの主役は、若い人も来る […]

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