時空を超えて
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉜読み人知らず
2024年6月23日
◆人には伝世願望がある様だ。皆夫々に生きてきた足跡を残しておきたい又、時には子孫に書き残したいと思う様だ。昔、公家社会ではその公式行事は、みな前例に依って行なっていた。彼等は全部を記録して憶えるより手がなかった。最近その […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉛職人芸
2024年6月22日
◆芸術の秋である。得意先廻りから帰って来た息子が「Hさん今年は伝統工芸展の出品はやめたらしいよ。あんな事に力を入れてたら、飯が食えん様になると言ってた」と伝えた。 ◆以前に、毎日新聞主催の備前焼即売会に行って余り上等でな […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉚おひがん
2024年6月16日
◆大阪では昔から、お彼岸ともなれば天王寺さんへお詣りをしたものだ。市電が上六から上本町九丁目にさしかかると左にJOBKの放送局があり、椎寺町を左へ、あべの橋の方へ廻ると次は天王寺西門前で、お参りの人が道いっぱいなっている […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉙三月もたてば霙(みぞれ)が降る
2024年6月15日
◆冷夏だ冷夏だと騒いでおきながら、盆が過ぎた8月下旬の暑さはどうなっているんだと言いたい。気象台は”23日の処暑、9月7日の白露、そして23日の秋分と徐々に涼しくなります”と言う。成程、気象台と君子はどう豹変しても良い様 […]
時空を超えてー木々高太郎の雑記ー㉘ひぐらし
2024年6月9日
◆ここ高野山の一の橋から奥の院への参道は、四時を過ぎるとカナカナと蜩(ひぐらし)が鳴く。高い杉木立の下の石畳の路は、この八月の初旬、大阪では考えられない涼しい風が吹く。 ◆お寺も大変である。これが売り物であろう白いペンキ […]